ドローン測量

■■■ ドローン測量とは? ■■■


   ドローン

   ■ドローン(無人航空機)とは?
     航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船そのた政令で定める機器であって
     構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により、飛行させることができるもの
     をいう。
     ※2015年7月に閣議決定された改正航空法より

   ■ドローンで行う測量
    高解像度のカメラや三次元レーザーセンサーを搭載したドローンを飛行させて、地表面を計測し三次元点群
    データを取得する測量です。
    取得した三次元点群データから従来の平面・縦横断図、オルソフォトなどを作成します。

■■■ ドローン測量の流れ ■■■


   
   


    ■■計測イメージ■■

    ■現場作業
     調整用基準点測量
     点群取得用 自動航行
     取得データの確認

    ■データ解析
     固定局データと基線解析、カラー点群データ出力
     オルソ画像作成
     点群データ処理(ノイズ除去等)

    ■成果作成
     CAD図作成(平面図,断面図等)

■■■ ドローン測量のメリット ■■■


   

   ■人が立ち入れない場所での測量が可能
    山間部や被災地など、人の立入りが難しい場所においても、ドローンによる測量が可能となります。

   ■時間短縮
    比較的短時間で高解像度の写真測量およびレーザーセンサーによる三次元測量が可能となります。

   ■コスト削減
    従来の航空測量と比較して低コストでの測量が可能となります。

■■■ 作業事例 ■■■

●山間部での新設道路工事

 
   空撮地

   ■山間部における新設道路工事に伴う現況測量業において、ドローンを活用した測量を実施しました。

●ドローン測量結果

 
   三次元点群データ

   ■三次元点群データ
    標高により色分けされた3次元座標を有するデータとなります。
    ※赤(高度が高い)← →(高度が低い)青

●三次元点群データと写真(色情報)の重畳

 
   点群データ

   ■カラー点群データ
    レーザーセンサーで取得した三次元座標に写真の色情報データを重畳した結果です。
    この三次元カラーデータをから従来の平面・縦横断図を作成します。

●測量成果(CAD図面など)

 
   平面図

   ■平面図、コンタ図など
    三次元点群データより、平面図や縦横断図、コンタ図などを作成することが可能です。
    また、撮影データからオルソ画像を作成することも可能です。